Oracle12cR1をOracle Linux7.1にインストール

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環境概要

Virtual Box上のOracle Linux7.1にOracle12cR1をインストールしました。 Oracle Linux7.1インストール直後からの解説になります。

■ゲストOS
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項目説明
OSOracle Linux 7.1 (64bit)
CPU4Core
メモリ4G
ストレージ50G
ホスト名12cR1
eth0192.168.1.51
■Oracle Database
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項目説明
バーションOracle Database 12c Release 1(12.1.0.2.0)
エディションEnterprise Edition
メモリ2G(自動メモリ管理)
コンテナ・データベースcdb
プラガバル・データベースpdb1、pdb2
ORACLE_BASE/u01/app/oracle
ORACLE_HOME/u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1

Oracle Databaseバイナリ・ファイルのダウンロード

下記のOracleソフトウェアダウンロードから、Oracle Databaseをダウンロードします。 ダウンロードするにはOracleシングルサインオン用アカウントが必要です。

Oracleソフトウェアダウンロード

 

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項目説明
バーションOracle Database 12c Release 1(12.1.0.2.0)
プラットフォームLinux x86-64
対象ファイルlinuxamd64_12102_database_1of2.zip
linuxamd64_12102_database_2of2.zip
ファイルサイズは二つ合わせて約2.5Gでした。

Oracle Databaseインストール前の事前準備作業

Oracle Databaseのインストール要件を確認していきます。

注意 これ以降の作業はrootユーザで実施します。

Oracle Preinstallation RPMのインストール

yumコマンドでOracle Preinstallation RPMをインストールします。

Oracle Preinstallation RPMを使うと、Oracle Databaseのインストールに必要な追加のRPMパッケージのインストールや依存性の解決、oracleユーザの作成、カーネル・パラメータの設定、リソース制限の設定など自動で行ってくれます。

 

続いてverifyコマンドを実施します。

サーバーのハードウェアとメモリー構成の確認

12cR1のインストールのメモリー要件は、最小1GB、推奨2GB以上となっています。 次のコマンドでシステムのメモリーを確認します。

 

スワップ領域を確認します。物理メモリが4GBの場合、RAMのサイズと同じサイズのスワップ領域が必要になります。

 

ディスクの空き領域を確認します。 Oracle Database用に6.4GB、/tmpに1GBがインストールに必要な最低要件になります。

 

自動メモリ管理を使用するため、/dev/shmにMEMORY_TARGET以上の値を設定します。 この値が少ないと、データベース・インストール時にORA-00845エラーが発生します。

/etc/fstabに以下の値を設定します。これでサーバ再起動後でも自動でマウントされます。

ユーザーの確認

oracleユーザーを確認します。

 

Oracle Preinstallation RPMによってoracleユーザーが作成されているのが分かります。 不足しているグループを追加していきます。

 

oracleユーザーにグループを追加します。

 

oracleユーザーのパスワードを変更します。

必要なソフトウェア・ディレクトリの作成

Oracleベース・ディレクトリを作成します。

ホスト名設定

/etc/hostsにホスト名を設定します。

共有フォルダのマウント

Oracle VirtualBoxの拡張機能を使って、共有フォルダをマウントします。 インストールメディアは共有フォルダに配置しておきます。

oracleユーザのbash_profileの変更

注意 これ以降の作業はoracleユーザで実施します。

oracleユーザのumaskを022に変更します。 ~/.bash_profileに以下の行を追加します。

 

bash_profileを変更したら以下のコマンドで環境変数をもう一度読み込みます。

 

以上でOracle Databaseのインストール事前準備は終了です。

Oracle Databaseソフトウェアのインストール

インストールメディアを配置した共有ディレクトリに移動します。

 

unzipするとdatabaseフォルダが作成されるので、databaseフォルダに移動してからrunInstallerを実行します。

 

「セキュリティ・アップデートをMy Oracle Support経由で受け取ります」のチェックを外して次へをクリックします。 image1185

 

警告が出ますが「はい」で受け入れます。 image1186

 

「データベース・ソフトウェアのみインストール」を選択して次へをクリックします。 image1187

 

「単一インスタンス・データベースのインストール」を選択して次へをクリックします。 image1188

 

言語に「日本語」と「英語」が選択されていることを確認して次へをクリックします。 image1189

 

「Enterprise Edition」を選択して次へをクリックします。 image1190

 

以下のパスが設定されていることを確認して次へをクリックします。
  • Oracleベース:/u01/app/oracle
  • ソフトウェアの場所:/u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1
image1191

 

以下の値が設定されていることを確認して次へをクリックします。
  • インベントリ・ディレクトリ:/u01/app/oraInventory
  • oraInventoryグループ名:oinstall
image1192

 

以下の値が設定されていることを確認して次へをクリックします。
  • データべース管理者(OSDBA)グループ:dba
  • データベース・オペレータ(OSOPER)グループ:oper
  • データベースのバックアップおよびリカバリ(OSBACKUPDBA)グループ:backupdba
  • Data Guard管理(OSDGDBA)グループ:dgdba
  • 暗号化管理(OSKMDBA)グループ:kmdba
image1193

 

インストールをクリックします。 image1194

 

インストールの途中で構成スクリプトの実行をうながす画面が出てきます。 image1196

 

端末をもう一つ立ち上げてrootユーザで構成スクリプトを実行します。

 

閉じるをクリックします。 image1197

 

oracleユーザのbash_profileに、環境変数を追加します。

 

bash_profileを変更したら、以下のコマンドで環境変数をもう一度読み込みます。

 

以上でOracle Databaseソフトウェアのインストールは終了です。

リスナーの構成

Oracle Net Configuration Assistant(netca)を使用してリスナーを構成します。 文字化け対策として、$ORACLE_HOME/bin/netcaのJRE_DIRのパスを以下の通り書き換えます。

 

netcaを起動します。

 

「リスナー構成」を選択して次へをクリックします。 image1198

 

「追加」を選択して次へをクリックします。 image1199

 

リスナー名が「LISTENER」となっていることを確認して次へをクリックします。 image1200

 

「TCP」が選択されていることを確認して次へをクリックします。 image1201

 

「標準ポート番号の1521を使用」を選択して次へをクリックします。 image1202

 

「いいえ」を選択して次へをクリックします。 image1203

 

次へをクリックします。 image1204

 

「終了」をクリックします。 image1205

 

以上でリスナーの構成が終了しました。

データベースの作成

Database Configuration Assistant(dbca)を使用してデータベースを作成します。 文字化け対策として、$ORACLE_HOME/bin/dbcaのJRE_DIRのパスを以下の通り書き換えます。

 

dbcaを起動します。

 

「データベースの作成」を選択して次へをクリックします。 image1206

 

「拡張モード」を選択して次へをクリックします。 image1207

 

「汎用またはトランザクション処理」を選択して次へをクリックします。 image1208

 

以下の値を設定して次へをクリックします。
  • グローバル・データベース名:cdb
  • SID:cdb
  • コンテナ・データベースとして作成:チェックを入れる
  • PDBの数:2
  • PDB名前接頭辞:pdb
image1209

 

「Enterprise Manager(EM)Database Expressの構成」にチェックが付いているのを確認して次へをクリックします。 image1210

 

「すべてのアカウントに同じ管理パスワードを使用」を選択してパスワードを適宜入力します。 image1211

 

事前作成済みのリスナーが選択されていることを確認して次へをクリックします。 image1212

 

「アーカイブ有効化」にチェックを入れます。高速リカバリ領域のサイズは各自の環境に合わせて設定してください。 image1213

 

デフォルトのままチェックせず次へをクリックします。 image1214

 

メモリを設定します。各自の環境に合わせて設定してください。 image1215

 

「Unicode(AL32UTF8)を使用」を選択して次へをクリックします。 image1216

 

「データベースの作成」にチェックが付いてることを確認して次へをクリックします。 image1217

 

「終了」ボタンをクリックするとインストール開始します。 image1218

 

「閉じる」ボタンをクリックしてインストール終了です。 image1220

EM Database Expressへの接続

最後にEM Database Expressへ接続できるか確認してみましょう。EM Database Expressはオラクルデータベースを管理するGUIツールです。

FireFoxを起動してEM Database Expressのアドレスを入力します。

アドレス:https://12cR1:5500/em

警告の画面が出るので「危険性を理解した上で接続するには」をクリックします。

image1221

 

「例外を追加」をクリックします。 image1222

 

「セキュリティ例外を承認」をクリックします。 image1223

 

Adobe Flash Playerがないと警告がでるのでリンク先からインストールします。 image1224

 

Enterprise Managerへログインします。
  • ユーザー名:sys
  • パスワード:oracle
  • 接続モード:SYSDBA
image1228

 

Enterprise Managerへログインできました。 image1229

 

お疲れ様でした。これで全ての作業は終了です!

 

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